秘密


そう、このページが最も重要なんである。
これを書いてしまったからには、明日の命の保証はないのだ、、、。

「ぐんまちゃん」人形

ぐんまちゃん」は知る人ぞ知るあの「101ぴきのねこ」を描いた、えーと誰だっけ、しまった忘れた、誰か助けて、、、井上ひさし?いや、まさか、、、、がデザインした群馬県オリジナルのキャラクター である。なにかにつけてこの人形が登場するのである。身体はオレンジ、たてがみがパステルグリーンの 何ともコメントのしようのない馬の人形である。 なにか記念事業とかイベントがあればこいつがプレゼント されるし、交通安全とか警察関係でもこいつが担ぎ出される。いいかげんそろそろ変えたらそうだ、とも 思うが、数年前に「ゆうまちゃん」なる弟までできて益々調子づいているようである。「ゆうまちゃん」の ほうはパラリンピックという障害者のためのオリンピックのようなものが開催されたときにデザインされたと 記憶している。確か「ぐんまちゃん」と色ちがいだったと思うのだが、よく覚えていない。

もうひとつ、「ぐんまちゃん」関連の話しといえば「ぐんまちゃんの歌」というのがある。これは確か どこかの偉い先生が作曲だったか作詞だったかをして、そのどちらか片方を公募して作成された「群馬県の テーマソング」というやつらしい。そのわりには全然きかないが。恐らく県の何年記念とかで作られた ものだろう。歌っているのは松本典子である。なぜ、彼女がここで担ぎ出されたかというと、彼女 は群馬県伊勢崎市の出身だからだ。、、、ここでもうひとつ言い添えたいことがあったのだが、恐らく 上層部にカットされるであろうことは目に見えているので書かない。どうでもいいことだが、筆者の出身市 の同級生には「松本典子」という名の人間が少なくとも3人はいた。

上毛かるた

いよいよ本命の 「上毛かるた」 である。ちょっと歴史をかじったことのあるひとなら知っていると 思うが、「上毛」とは「こうづけののくに」つまり群馬県のことである。この「上毛かるた」は群馬県民ならば決して避けて通ることのできない使命なのだ。これは群馬県の名物、異人、名所、その他あるふだは洗脳の ごとくまたあるふだはこじつけのごとく、「あ」からたしか「わ」まで(あれ、「ん」はなかったよなあ) 書かれたものだ。幼稚園、小学校のときからどこの学校でも冬になると必ずこれを覚えさせられる。 そしてかるた大会が地域ごとにひらかれ、勝ち進むと県大会まであったと記憶している。中には体育館の端から端までふだを飛ばせる「必殺札飛ばし」といった荒技を誇るものもいた。これは冗談ではなく 本当に群馬県全体でなされている行事らしく、高校に行っても、大学に行っても、群馬県で生まれ育ったもの ならば話が通じてしまうのだから恐ろしい。東京の大学に出てきてまで、「上毛かるた」をつまみに 酒など決して飲みたくはない。

それは、こんなものなのである、、、。

---浅間のいたずら鬼の押し出し(あさまのいたずらおにのおしだし)
---伊香保温泉日本の名湯(いかほおんせんにほんのめいとう)
---碓井峠の関所跡(うすいとうげのせきしょあと)
---縁起だるまの小林山(えんぎだるまのしょうりんざん)
---太田金山子育て呑龍(おおたかなやまこそだてどんりゅう)
---関東と信越結ぶ高崎線(かんとうとしんえつむすぶたかさきせん)

、、、とまあこういった感じだ。小学校を卒業してこれだけ経つのに未だに何も見ずに全部言えそうな 自信のある自分が恐い。つくづくと日本の教育とは何かを考えさせられる。今のところ、ここまででやめて おくが、もし要望などがあるようだったら(ないだろうが)その時こそ、「上毛かるた」の全貌を明らかに しよう。もうひとつ、なぜ先程の「地理、それから」の頁において、人口が問題になるかをまだ述べていな かった。その理由とはのふだにあるのだ。「力あわせる◯◯◯万」という、その◯◯◯に 人口を入れなければならないからだ。確か筆者が小学生の時には170万だったと思ったが、小学校を卒業 する頃には180万、妹たちが卒業する頃には190万、と次々改訂版が出され、今現在の最新版では 「200万」になっているはずである。これも他地方出身の方々には異常なことと思えるかもしれないが、 たいていの家庭には「上毛かるた」が置いてあり、群馬県内の書店では容易に手に入れることができる。


The Gumma
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